ゲームコンテンツ
「世界戦略ー世界1の矛盾とゲームコンテンツー」
●21世紀の世界的で宇宙的なゲームのデザイン力とは、いかに、世界最高で世界歴
史の最先端である最高なる世界一の矛盾を作るかの「矛盾デザイン力」によるのです。
3次元CGで描かれるであろう・・3D未来映画・3D未来ゲームでも同じなのです。
●世の中に、問題は3種類だけです。知識の問題・動作の問題・矛盾の問題です。
ゲーム・デザイナーに必要な力は、世界最先端で世界最初の矛盾を作り続ける力
です。ハリー・ポッターの映画にあるように自由電子のごとく宇宙の異次元世界
を自由奔放に宇宙の森羅万象の全てにわたり冒険し続けていく勇気と夢の矛盾を
作り続けていけば世界一に必ずなります。仮想世界では神にも悪魔にもなれます。
●最近目立つことは、日本人の創造力の「劣化」です。急激におちこんでいます。
日本映画のつまらなさ。珍奇で矮小で、日本の古い長屋の感覚の作品だらけです。
世界で大きな賞が取れるわけがない。アニメのポヨムも世界の他の最先端の作品
を見て、宇宙を飛翔する自由電子のごとく自由で夢が多く快活で明るいアニメを
作ることをしないと、マンネリである。シナリオが良くない。実に、駄作である。
映画の終わりに、お客様が誰も拍手もしない映画はわからない駄作の映画である。
●この20年間で16カ国を旅して気づくのは。国際飛行機の中で優れた映画を
作ることのできる、アメリカの力です。アメリカの優れたハリウツド・チームは
細かなマーケテイングをしていることです。シナリオ・音楽・俳優・洋服・家・
小道具にいたる全ての分野で世界最先端でありたいという気概に満ち満ちている。
偉いものだ!このシナリオ・ストリーの展開・矛盾つくりが、実に、うまいのだ。
●日本が、漫画・アニメ・ゲーム・映画のようにアナログで映像化する力が強い
のは、日本語がイメージと言葉の音で作られるからです。世界的なゲームや映画
の名画は、一言で言えば「●矛盾を発見して、矛盾を作る力であり、矛盾を発明
する力が、世界的な良いゲームとシナリオと映画とアニメと漫画を作る力」です。
21世紀には、世界中の飛行機の中でも、海外のお客様が日本映画や日本のゲー
ムを楽しむように、付加価値の高い良いゲームや映画を作る力が、必要なのです。
すばらしい天才達が世界中から出現することを期待して、ここに書いておきます。
●世界中の飛行機の中で見れる日本映画を作る時です。日本の映画俳優達の全員
に、たとえば吉永小百合さんや、「おしん」に出た俳優全員に終身わたり世界中
で放映された時には終身映画資産著作権年金が支払われる世界システムを作る時
です。監督や裏方にも終身にわたり利益還元できるシステムを作る時です。トロ
ンやユビキタス技術の進化で終身記録が永久に記録できます。ポイント制度とい
う見えざる貨幣の世界を積算して利益拝聞ボーナス制度を作り生涯に俳優や製作
者を大切にしての「真の愛ある終身社会資産活用配分年金システム」が可能です。
●21世紀の世界は、世界新資本主義へ進化します。中国も古い共産主義国も
世界新資本主義へ進化します。この世界新資本主義の、本当のおもしろさとは、
矛盾問題を解決しつつ、いかに矛盾問題を作るかという、連続するらせん構造
を作り続けることなのです。コンテンツ産業の戦略の基本の基本は、実は矛盾
問題を作る力です。日本の技術と夢の力の本当の力とは、矛盾設計力なのです。
いかに矛盾を作り矛盾を壊し矛盾を超えるかの矛盾創造力が、世界指導力です。
●今年の夏に、ゲド戦記を見ました。小さな近くの映画館で一人で観ましたが、
さびしいです。静かな、単調な画面が非常に多い。多くの人々が出て表情豊か
に画面を飾るべきです。さらに矛盾の画面の面白さを展開すべきです。戦後の
主要なマンガやストーリーのシナリオを全部見て、監督や作者達は、それらを
「超えた」シナリオや画面の豊かな面白さを開発し、さらに世界で最初のスト
ーリーや矛盾あるシナリオの筋と画面を、世界で初めて創造して開発しないと
フアンは逃げます。生死の問題も、さらにわかりやすく面白く展開すべきです。
一言で言えば「矛盾設計力が弱いのです」。色鮮やかに精密にカラフルにです!
こういう単調さでは世界中を飛ぶ飛行機の中の映画として採用されないのです。
●21世紀の世界は、世界新資本主義へ進化します。中国も古い共産主義国も
世界新資本主義へ進化します。この世界新資本主義の、本当のおもしろさとは、
矛盾問題を解決しつつ、いかに矛盾問題を作るかという、連続するらせん構造
を作り続けることなのです。コンテンツ産業の開発の基本の基本は、実は矛盾
問題を作る力です。日本の技術と夢の力の本当の力とは、矛盾設計力なのです。
マンガ・映画・ゲーム・演劇・テレビドラマ・パソコン放送局も、進化します。
株高・円高・消費高・生産高・雇用高・景気高の平和繁栄を創るのは日本です。
石油高に対しても原油生産国の生産プラントの開発と改善で価格は安定します。
21世紀の脱石油戦略も世界エンジンの日本は優位性を発揮してリードします。
21世紀の矛盾問題の解決力が必要です。矛盾を新たに作ることが解決策です。
二律背反から三律背反への進化こそ真に矛盾問題を解決していく視点ですから。
●「ハウルの城」がアメリカのアカデミー賞候補のアニメ映画になっています。
この優れたアニメは芸術性も高いですがシナリオの意外性も驚きの元なのです。
絵もうまいです。シナリオの面白さも抜群です。子供も大人も実に楽しめます。
●イギリスの文豪シエクスピアの小説の面白さは「矛盾の設計」の面白さです。
日本のゲームが世界一よく出来ている理由を一言で言えば矛盾設計の良さです。
小生は手のひらの上の小さな地球をイメージします。60億人が生きています。
この60億人の人生には、毎日365日24時間矛盾問題が生涯与えられます。
この矛盾の設計と解決こそ全世界のコンテンツ産業の飯の種で金を生む宝です。
「ハリーポッター」や「スター・ウオーズ」や「ハウルの城」の世界的な映画
も、この矛盾問題が二律背反から三律背反へと進化しているから面白いのです。
映画監督や作家やゲームデザイナーは、矛盾を中心に人物を描いていくのです。
これが、21世紀の世界コンテンツ産業の新世界市場を作る本当のヒントです。
「ハウルの城」の映画は、実にきめ細かく創られて人類の叡智を感じさせます。
●スター・ウォーズのエピソード3を東京の有楽町の朝日新聞会館での映画館で
観ました。CGで作られた映像は新鮮です。驚きです。音楽も重厚で、すばらしい。
世界的大ヒット作品だけあります。昔にさかのぼる近未来というシナリオがいい。
かたちにこだわり、宇宙的で宇宙都市の形や自動車型飛行機の形もいいものです。
シナリオもよくできていますが、緊張感が強すぎます。もうすこし間を取るとか、
はんなりとした会話や緑豊かな自然の山や海での美しい恋や恋愛もほしいのです。
ハラハラドキドキだけでなく、聖なる美しいおだやかな楽しい映画も欲しいです。
●日本では不況ほど強い産業は「吉本のお笑い文化産業」です。ハピネス・ホルモン
を出す産業は強いのです。笑いは健康にするからです。笑わせない男は日本のTOPに
なれないのです。だから世界のコンテンツ産業は強い「笑い」を求めていくのです。
知的所有権や知的使用権や知的使用量ポイント権が利益を生みます。「仁」の心が
大切です。20世紀の税金制度を超え21世紀のポイント貢献税が生まれてきます。
新しい利益を生み出すコンテンツが携帯電話やパソコンやハイビジョンテレビ文化
が生み出してきます。21世紀は新利益構造を生み出す文化がリードしていきます。
●コンテンツ産業の長期的開発戦略こそ、日本の進化をおし進める基軸になります。
ご参考までに下記の二本の小論を書いておきます。幸多かれ日本!明るい未来世界!
人間の大きな豊かな夢こそ、経済活動を推進し世界資本を循環させる本当の力です。
経済学や経営学や日本経済の政策デザインで、最大の力は、豊かな夢を創る力です。
■「宮崎監督の「ハウルの動く城」と21世紀の道徳経済進化学」
①2005年1月1日に「ハウルの動く城」を家内と観ました。すごい映画です。
子供も大人も老人も楽しめる、美しく意表をついたすごいアニメです。大満足。
●異次元の空間と時間・魔法使いの面白さ。(アニメが美しくストーリーが良い。)
●自由電子の動きと時空間を越えた面白さ。(人間の自由願望をかなえている。)
●愛の純粋さと戦争否定の平和主義のこころ。(女性の愛が男性を変える力。)
②宮崎アニメの特長とその崇高なる哲学は実に「アニメ」という手法で描かれる。
登場人物の動きの面白さと、きめ細かさは、まるで日本の京都の着物のようなきめ細
かい美しさと、日本人が大好きな繊細な感情と、こころの奥の琴線を表現している。
常に時間と空間を越えて、その重層性に気づいているのです。とびらの開け閉めで、
異次元空間が展開する面白さも、映画史上初めてです。世界で最初の構想・構図・
アイデアがちりばらまかれています。見つける楽しみが倍増します。ハラハラ・
ドキドキ・どん伝返しのシナリオが意表をついて面白い。
③「神はあらゆるところに内在せり」という日本人の心の奥に共通して持っている
その精神をかたちに表現している。いつでも。どこでも。誰でも。天に観られている
ものであり、そのおおいなるものが、必ずや霊を助けてくれるものだという深遠なる
信念と日本的な「神」の概念を、かたちに美しく表現しているものだと思います。
「敵でもない。味方でもない。あの殺し屋達め。次には人間には生まれないわ。」
という何気ない会話の言葉の奥に、平和を作る庶民の平凡さの非凡さを見抜いている
宮崎監督の人間性の豊かさを感じます。世界の60億人への愛の言葉です。
④食べる姿の楽しさをかたちにするのは、その動きを機能と形で捕まえることだ。
日本漫画や日本アニメの特長は、そのかたちのとらえかたがでうまいことだ。豪華
絢爛たるかたちから、シンプルな日本家屋のかたちまで、日本人はかたちの姿には
貪欲である。わがままで強欲です。この姿が日本経済の貪欲さと景気不景気に関係
なく、日常の生活においても日本的な忍耐を生み出すのです。宮崎アニメの中には、
人間の動きのかたちを機能をきめ細かくとらえています。この「かたち」を見る眼
が、日本の経済や政治や産業の「夢の力」の元なのです。
⑤経済学における「夢の力」を過小評価してきたのが西洋思想と思います。21世紀
に混迷する経済学や政治を超えるものは以外に「夢の力」です。市場原理万能主義の
経済学の間違いに日本は気づいています。気づいた日本人は生き残りしています。
政策担当の日本の中枢がむしろ遅れているのです。この人間的な要素を経済進化の
ファクターに育てる国が21世紀に繁栄します。それは日本です。人・モノ・金・
情報・ノウハウ・技術が進化して飽和して満腹になつても、その次には、美しい
「夢の力」の幽玄さが経済活動のキーになるのです。21世紀の人類を動かす第一
順位の経済要因なのです。
⑥マックス・ウエバーの著作においては、人間の基本機能をおさえずに、精神や意識
や行動をおおまかにつかんでいます。機能主義と文化のおさえかたが弱いのです。
むずかしい理屈や理論をどれだけの西洋人が読むのでしょうか。また読む文化から
観る文化へ。アニメを眺める文化の人間的な姿こそ人間の文化遺伝子の進化のような
気がします。21世紀の文化遺伝子が進化するのです。人類の文化遺伝子を進化させ
ることを中心にした経済政策が世界に必要です。日本は文化遺伝子の進化を中心にし
た経済構造を作る政治をすべき時です。皆様の大きな経済政治哲学の包みこむ心に
期待しています。
⑦日本人の面白さは、その人間の奥深い欲望や行為や間違いやだらしなさを、その
機能とかたちで繊細にとえらえるところです。そして日本的な「あらゆるものを包み
込む」とういうチャンポン文化です。世界を融合する文化です。これが日本文化の
特長です。日本は世界中の宗教も科学も芸術も文化の全てをとらえて、包み込み、
独自の視点で美しいものに磨き上げることが好きです。さらに小さく軽薄短小にし
て、その日本人の小さな手と指の尺度のなかに「小宇宙」としてとらえることが大好
きです。東京・原宿の女子高校生達が、小さな小さなものを捜し求める姿は、まさに
日本の縮図であり近未来の日本的商品の予兆を表現しています。地方から上京し見る
ことです。
■「21世紀の日本のイベント・コンテンツ産業の進化戦略」
●世界エンジン・日本を活性化していくのは、どうやら国際的なイベントや
大型コンテンツ産業です。21世紀の世界・アジア・日本の平和と繁栄は、
善意に満ちた対話や人材交流が元になり生れるのです。21世紀の力の元です。
世界サッカー・ゴルフ・野球・バレーボール・水泳・陸上・マラソン大会や
小学中学高校対抗の各種スポーツ大会で大きなサッカー会場を活用することが
地方の活性化につながります。建設企業もイベント企画部を作り各地の自治体
に提案して、地域のスポーツイベントや音楽・映画・演劇イベントを展開して
「モノからコトへ・イベント文化経済への成熟」への戦略が日本には必要です。
①日本のアニメ・映画産業が世界的レベルに成長するには次の3点が必要です。
●俳優・シナリオライター・監督・制作者達への終身利益還元システムを作り
著作権も終身保護すること。国際的な映画作製番号を決めて世界的映画著作権
管理機構を創り、世界のどの映画館で上映されても利益を終身還元すべきです。
●映画作製費用の資金システムを知的財産権として信託の対象にすべきです。
映画新作案に対して証券化したり、利益還元をして投資家が終身利益を受ける
ように信託業法を改正すべきです。ゲームや漫画やソフトも証券化すべきです。
●全世界の航空機の中で、24時間も上映されている日本映画はありません。
シナリオの話題が日本的では国際的に通用しないのです。アメリカやインドや
韓国やフランスの映画関係者のマーケテイング手法も学び意識競争すべきです。
世界デジタル映画図書館も創設して、24時間有料の世界発信もすべき時です。
②21世紀の日本で最も開発すべきは漫画アニメ・ビデオ・ゲーム・映画・演劇
というコンテンツ産業最先端のデザインとシナリオとCG・ハイテク技術です。
映画やアニメで見られる登場人物の動作や知能や意志や、その背景には神秘さが
必ず要求されます。ありうべからざる世界に人々は感動し心から望むからです。
そういう意味では、コンテンツ・デザイナーには神の定義を必ず要求されます。
神とは宇宙であり・時空であり・エネルギーの循環であり・見えざる法則の総和
という真理であり・永遠の命であり・意志であり・永遠の霊であり・永遠の種で
あり・必然であり・永遠の愛です。この認識から自由なコンテンツが生れます。
宇宙の源が命の源であり、善意の共時性の源であり、法則の源そのものなのです。
③そういう意味ではコンテンツ・デザインでは、時間軸を前にも後ろにも展開し、
空間軸を極最小から宇宙大の極大にも展開し、原子世界から超極大の世界にも広
げて展開し、変幻自在に地球の中心から宇宙のはてに至るまで動く主人公を中心
に展開し秘密に満ちた神秘的なシナリオとコンテンツこそが、人気を生むのです。
ハリー・ポッター・千と千尋の神隠し・スターウォーズの映画も実に神秘的です。
④因果関係が誰にでもすぐに解るという単純なシナリオではなく、よく練られて
秘密に満ちた多層的同時進行のシナリオから、おもしろく神秘的なドラマが生ま
れるのです。21世紀の商品は簡単に他人や他国から真似されるものでは価値が
ないのです。秘密に満ちてより神秘的であれば簡単に真似されないのです。21
世紀の日本の商品やソフトやサービスは、より神秘的な日本文化として諸外国の
遺伝子と融合して、創意工夫で、より魅力的で命輝く文化に磨くべきです。摩訶
不思議という不可思議なる文化に人々は感動し、かたちで見たいと思うものです。
⑤「名詞+動詞」で表現される機能が因果関係で結ばれるとシナリオになります。
動作機能の動く・運ぶ・握る・愛する・見る等という動作と形の設計が大切です。
知能機能の考える・問題を解く・整理する・話す等という知能の表現も大切です。
創造機能の描く・夢見る・目標にする等という、デザイン想像の表現も大切です。
それぞれの必要・欲求・意志の機能と受身形と能動形とプラスとマイナスの表現
も動詞と形容詞で繊細に整理し体系化してから、シナリオと形にすることです。
⑥さて、大人や子供達が「よくわからない!」ということの意味について
深く考えてみましよう。良い企画ができる秘密が隠されているからです。
「名詞」・・・人やモノや動物・植物やあるグループ概念の名前です。
「形容詞」・・個人的に感じる主観的な感情の表現です。
「動詞」・・・人やモノや動物・植物の動き・機能を表す言葉です。
一言で言えば、わからないとは「動詞」の因果関係がわからないのです。
数学の問題でも、経済の問題でも、政治の問題でも、恋愛人生問題でも
その具体的な、動詞の順序が整理されないと、理解できずにわからないのです。
⑦よい先生とは、具体的に動詞の順序の因果関係を説明できる人です。
よい政治指導者とは、具体的に動詞の因果関係を創り人を動かす人です。
よい指導者や先生は、白板に問題を左側で解きながら解説しつつ、
右側のほうに、名詞+動詞の因果関係をフローチャートで書いて
きれいに整理して解き方の基本的な流れを説明してくれるのです。
⑧我々もテレビや新聞で見出しを、一言集約で、名詞+動詞で理解して
それから、具体的に詳細に、名詞+動詞の一連の流れを読み理解し
さらに、そこからどういう問題が出てくるかを推理して対策を考えます。
情報には階層性があります。大局着眼で、大まかに名詞+動詞で端的に
つかみとり、さらにその階層の下に因果関係をイメージして整理します。
親ルーチン・子ルーチン・孫ルーチンの3階層に整理して因果関係を環状に
整理し、この階層性に気づけば、ニュースの理解に長い時間を取られな
くなります。シンプルに名詞+動詞だけで、後は推理し想像することです。
政治政策設計とわかりやすい政治家の話はこのような組み立てで出来ています。
⑨すなわち、具体的に動詞が、形で動くイメージで想像できないと、
どんなに、ことばだけで話されてもわからないのです。だからこそ
動詞の動きを形で表現し、本人が想像できないと一生理解できません。
説明とは形で、具体的な動きで動詞を表現して映像化することです。
動詞表現のもとで、人は動き働き給料をもらえる仕事の場が出来るのです。
新ビジネス・モデルとは機能を自動化や機械化に置換えていくことです。
⑩A-B-C-Dという流れで「名詞+動詞」の因果関係をイメージして
また、A-B-F-Dという流れも「名詞+動詞」の因果関係であると
すれば、そういう複数の流れを3次元的に「動く形で」想像できれば
かなり理解も早くなり先を読める人になり仕事が出来る人になります。
階層的に因果関係が名詞+動詞の流れだけで描ければ、企画は簡単です。
映画やゲームでは階層的に5本から12本ぐらいの複数の流れがシナリオに
含まれていて同時進行します。現実の世界は複数の流れそのものですから
複数の因果関係を観察・推理・設計する力がつくと企画はより早く出来ます。
想像企画機能とは、このような力であり、矛盾問題の設計と解決に必要です。
映画やゲームというのは、いかに矛盾を創るかでハラハラドキドキするのです。
⑪さて、映画やテレビ番組や音楽やドラマはいつも、ハラハラ・ドキドキで
いいのでしょうか。疑問です。人のこころの奥底には他人の幸福を願う思いと
他人の不幸を願う思いもあります。他人の不幸を願えば、次のような場面が
こころの底から生まれます。殺人・強盗・暴行・空巣・泥棒・放火・拉致・
人身売買・売春・病気・長期入院・地獄・刑務所・収容所・基本的人権侵害・
盗聴・盗視・万引き・ケンカ・事故・事件・災害・津波・火事・地震・爆発・
などです。じつにいやらしい人間の悪いこころの表現だけでゼニをとるという
さもしい感情もうまれます。これでいいのでしょうか。現実が必ず虚構の真似を
し始めます。荒れた戦争・人が殺されても関係ないはという感情で、都会では
クリスマスのケーキを家族で食べる。こういう不条理な世界が、地球の上で
同時並行的に起こるのです。映画のシナリオでは矛盾問題を作りながら、現実を
矛盾に導いていくシナリオが生まれてくるのです。映画館や小さな音楽スタジオ
で遊びながら虚構を描いて遊びながら、現実の政治の世界では沈黙して黙る
世界の市民が多いのです。その虚と実の格差が大きくなり、人々はさまよい
始めています。なにが本当でなにがウソなのかわからない状態で消耗するのです。
⑫昔のような「エーデルワイス」のような映画では、他人の幸福を心から
願い。戦争に対しても反対や否定するこころが表現されていたのです。映画では
友情・恋愛・結婚・誕生・新築の家・新しい家族・親兄弟の仲の良さ・助け合う
親子兄弟・家族の絆・スポーツ選手の誕生話・建設・創造・宇宙旅行・幸福の旅・
新事業の開拓・人生の面白さ・楽しい世界・自由なるアイデアの世界・
発明・発見・音楽家の人生・地球生誕の話など等のシナリオが開花していました。
世の中の問題は3点あります。知識の問題・物質と場の問題・矛盾問題です。
特にシナリオ・ライターや監督に要求される力とは矛盾問題のシナリオ作りです。
時代により。国により。人により。問題の解決の仕方は違います。しかし、
多くの市民が映画において学ぶことはたくさんあります。玉石混交です。
多くの映画・ドラマ・演劇・音楽劇・漫才・落語・イベント・ゲームを見ながら
世界市民の遺伝子は進化していくのでしょう。コンテンツのデザインは
スケールが大きいほど感動を与えるようです。こころ豊かで幸福になる映画も
欲しいものです。哲学も厚い本からではなくて、やさしい庶民の会話からも、
本当の真理が、やさしく楽しく愉快に笑いながら身につくものでもあります。
⑬人間や動物や架空動物やロボットや怪獣の基本機能を整理し多層的なシナリオ
を描いて、因果関係の糸を描いて創造し面白いストーリーに完成していくのです。
それから「かたち」をできるだけ独創的に描くのです。人の手だけでなくCGや
ITを駆使し過去に無い世にもありえない美しくオリジナルなものがいいのです。
⑭コンテンツ産業で大事なことは最初の商品だけでなく、その後のシリーズ展開
が可能であり世界的ブームを創れることです。次々に展開できます。日本の漫画
の底力のすごさと広がりを考えると、無限に展開していく可能性を秘めています。
アニメ・映画・DVD・携帯電話・テレビ・パソコン・カーナビで展開できます。
人間の基本機能を抽出すればその動作は万国共通です。人間の動き等をデータ化
し、高度なソフトも開発すれば、世界的に自由な智慧の独創競争も展開できます。
宮崎監督の「ハウルの動く城」のようなすばらしい作品がさらに生まれることを
期待します。新しいコンテンツを創造する文化が日本から生まれるよう祈ります。
⑮21世紀に注意しなければならないことは、世界的なスケールでこの虚構の
コンテンツが作られ、政治的な優位性の維持のために膨大な政府予算が組まれ
動いていることです。世界的な映画・音楽・ドラマ・観劇・CM・放送・テレビ・
DVD・有線放送・ケーブル放送・ラジオ・FM放送・インターネット・ウイルス・
などのマス・メデイアが、意図的なコンテンツで作文されてシナリオが書かれて
同時並行的に世界政治・経済・為替動向・貿易・危機操作に使われていることです。
こういう意味で地球という城が動いています。「動く城」の意味は大きいのです。
■21世紀は人類は虚と実を区分けして、その背後のシナリオの矛盾に気づくこと
です。それが21世紀に進化する遺伝子として成長して飛躍する契機になるのです。
人類の60億人が注意し政治最前線を見つめ、その啓蒙する信号を聴くべき時です。
21世紀には進化する文化遺伝子が、世界的に地球的規模で大胆に成長しています。
全世界でコンテンツ産業はビジネスになり進化します。虚と実を見抜くことが大切。
映画やゲームでは、矛盾問題の作り方がコツです。古臭い矛盾問題から21世紀の
新しい矛盾問題の再設計を無限にも作れる監督やデザイナー力がヒット作の要です。
世界市民の大きな愛、と善意に満ちた夢と未来意志が、明るく実るように祈ります。
徳尾裕久(とくおひろひさ)TOKUO HIROHISA●世界NO1の矛盾作る力
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