第7章 「 陽転思考 ーBE動詞とDO動詞ー 」
世界文法ー21世紀を創る統合力と3次元文法ー |
●運命は自分の言葉と行動で決まる。 「 はじめに言葉ありき」と、いうように、人生とは、家柄や、星占いや、姓名判断や 「手相」や「人相」や「四柱推命」や、町の易者の一言で、決まるのではありません。 全て、人生とは、その人の意志と、目的や、手段の選択と、行動で、決まるものです。 人生の縦糸の意志と、人生の横糸の、自分が選んだ人脈との「縁」で、決まるのです。 ●人生の成功と失敗は「言葉使いの癖」で決まるようです。失敗型は「be動詞型」 が多く、言語の構造は、「S+V+C」型(第二文型)が多い。他人の悪口が好きです。 (例)「彼はばかだ。」(He is fool.)[S+V+C] 「彼が悪い。」 (He is bad.) [S+V+C] ●心の中では、物事を批判的に観ます。いわゆる「評論家」です。邪推・類推・曲解・ 推測・憶測・模索だけして「実行よりも思考が中心になる」タイプです。競争心が激 しくて、他人と競争することが競争だと信じています。他人の成功をうらみ、そねみ、 他人の足を、後ろから引張るタイプです。「いじめ」をやる大人と子供のタイプです。 ●「裁判官」になりたがり、いつも、自分の尺度だけで他人を裁くことが大好きです。 頭の中では、「帰納法」の論理が多いです。例えば「貴方はアメリカに行きたいです か?」と問いかけると、「金がない。ビザがない。拳銃が多いから危険だ。飛行機が 落ちるかもしれないから心配だ。テレビで見てるからたいしたことない。旅行に行く 暇がない。機会がない。」等、いろんなNOの理由を作文して、動こうとしないのです。 チャンスは万人に公平にあるのです。しかし、「意志」がないから、実らないのです。 ●成功型は「Do動詞型」が多く、言語構造は「S+V+O」(第三文型)が多いです。 (例)「私は貴方を愛する。」(I love you.)[S+V+O] 「私は会社をつくる。」 [S+V+O] ●実際に行動する「行動型」です。決断・行動・実行が速く、スポ-ツ型で、いつも 目標をもち、自己に忠実であるタイプです。「他人と競争することより、将来の自分 の高い目標と、今日の自分の足元の実力との格差(ギャップ)に気づいて、そこに競 争する」のです。他人のことは気にならないタイプで、むしろ、他人の長所や特長に 気づいて、互いに伸ばし、互いにはげまし、共に成功するのです。大成する言葉です。 ●頭の中は「演繹法」の論理が多い。例えば、「貴方はアメリカに行きますか?」と 問えば、「YES」と答えて、速断し、行くための大前提・中前提・小前提を整理して、 時間軸という時間の流れに沿って、いつも逆算感覚で企画しプランして、行動します。 ●お金の準備・ビザ・スケジュール・旅行行程・ホテル・観光場所・荷物・お薬・日 本茶・洋服・電子カメラ・ビデオカメラ等をリスト・アップし準備します。急がずに、 10年・20年・30年して行く人もいます。要するに意志があれば、大きなアンテ ナに情報が集まる訳で、いつも夢を大きな声で話していれば、おのずから「智恵」が 集まるのです。生かされている残高人生時間を、延ばすのも、短くするのも「今の今 いま」の言語構造の「変革」で、決まるものです。明るい未来は誰でも作れるのです。
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